今年の春、映画『パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊』のアメリカ公開を前に、ジョニー・デップはカリフォルニアにあるディズニーランドを訪問。そこで同映画のベースとなった人気アトラクション会場に「ジャック・スパロウ」の姿で登場しファンを驚かせようとしたジョニーだが、今では「バッドアイデアだった」と後悔しているという。
ディズニーランドにある「カリブの海賊」は、来園者がボートに乗り“海賊たちの暮らす街”を再現した大迫力のセットを巡る大人気アトラクションだ。ここには映画『パイレーツ・オブ・カリビアン』のキャラクター「ジャック・スパロウ」の超リアルな人形もあるため、偽物だと知っていてもファンの多くが大興奮。そのスポットを何よりも楽しみにしてボートに乗り込む人も多いという。
それを知るジョニーは、今年の春にカリフォルニアのディズニーランドを訪問。「ジャック・スパロウ」の衣装に着替えたジョニーは映画のキャラクターになりきってアトラクション会場に出没、「アトラクションを楽しみにしている人々を驚かせよう」と張り切っていたのだが、その日のことをジョニーは『The Graham Norton Show』でこう振り返った。
「微動だにせず(人形のふりをして)立って待っていたけど、大興奮だった。そして(ボートが目の前に来た時にジャックの声で)こう言ったんだ。『オイ、何を見ていやがる?』って。」
ここで来園者が歓喜の声をあげ大盛り上がりするはずが、実際は…。
「まったく無反応でリアクションはゼロ。自分が人形ではなく本物だと理解させるために、お客さん達の様子をああだ、こうだと説明して証明しなきゃならなかったほどさ。」
「あれは疲れたよ。まさにバッドアイデアだったね。」