イタすぎるセレブ達

writer : tinsight-yokote2

【イタすぎるセレブ達】ロバート・レッドフォード81歳に 急激な老いも「熟年ファンに喜んでほしい」

豊かな金髪に優しそうなブルーの瞳…それは甘いマスクで一世を風靡した俳優のロバート・レッドフォード。ハリウッドが生んだ大スターも寄る年波には敵わないのであろうか。先月に誕生日を迎え、御年81歳。今月1日に第74回ヴェネツィア国際映画祭で新作のプロモーションをおこない、共演のジェーン・フォンダ(79)とともに生涯功労金獅子賞を受賞した。そんなロバート・レッドフォードが「急激にふけた」と思われる姿がこちらの写真である。

『追憶』『愛と哀しみの果て』などその美しさを存分に発揮した作品がいくつもあるが、同性からも愛されたレッドフォード作品といえば『華麗なるギャツビー』『明日に向って撃て!』であろうか。徐々に仕事を役者から監督、映画プロデューサーへとシフトするようになっていたなか、80代を目前にした2015年には“いち老人”としてケイト・ブランシェットと共演した『ニュースの真相』も大ヒットした。落ち着き、渋さ、悲しみや苦悩を乗り越えた人間ならではの深み、衰えや陰りなどロバート・レッドフォードの演技はさらに円熟味を増している。

映画『出逢い』以来、このたび実に38年ぶりの共演となったジェーン・フォンダと揃って登壇したヴェネツィア国際映画祭で、Netflixの新作『Our Souls at Night(原題)』についてフォンダが「20代の時も素敵だったけれど、80歳近くになってまたロバートとキスできるなんて嬉しいわ。私の皮膚はもうシワシワ。でも愛情も性も可能性は年齢とともに広がっていく、そんなメッセージを込めたつもりよ」と笑顔で語ると、レッドフォードも「私たちと同じ熟年の映画ファンに喜んでもらえることを強く意識しました。ジェーンとは死ぬ前にどうしてもまた共演したかった」と続けた。

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