少し早いクリスマスプレゼントにと、ディズニーランド・パリへの旅行を決めた母親。『アナと雪の女王』が大好きな息子のため“princess for a day(1日プリンセス体験)”のイベントを予約をするも、「男の子だから参加はできない」とディズニー側に断られ、失望を露わにした。『ITV』『Mirror』『Inside Edition』など多くのメディアが伝えている。
英デヴォン州ペイントンに暮らす3児の母ヘイリー・マクリーン=グラスさんは、3歳の息子ノア君のためフランスにあるディズニーランド・パリへの11月の旅行を計画した。ノア君は『アナと雪の女王』の大ファンで、朝起きてから寝る前までエルサの衣装を着たがるほどエルサが大好きという。
そのディズニーランド・パリでは“princess for a day”というメイクや衣装、ヘアスタイリング、写真撮影を含むパッケージイベントが催されるとあって、ヘイリーさんはノア君が喜ぶだろうとメールで予約の申し込みをした。ところがイベント主催側から「男の子は参加できない」と断られてしまった。ヘイリーさんは失望し、自身のブログ「Sparkles and Strechmarks」にこのように心情を綴っている。
「女の子がスーパーヒーローやスター・ウォーズのジェダイになりたいと言っても問題なくなれるのに、どうして男の子がエルサになりたいと言ったらダメなのでしょう。ディズニーは『夢があるならその夢を叶えよう!』というキャッチフレーズまで謳っているくせに、プリンセス好きの男の子の夢は叶えられないのですね。」
主催側に「性別で判断するのは止めてほしい」というメールを返信したヘイリーさんは、「ゲイだとかストレートだとかいう問題ではなく、息子はまだ子供なんです。マジカル・パワーを持ったエルサが大好きで、ただ単に自分の好きなキャラクターになりたいと思っているだけなのです。女の子なら何にでもなれて男の子は不可能というのはとても不公平だと思います」と語った。