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writer : tinsight-yokote2

【海外発!Breaking News】「残高がある限り自動引き落とし」が盲点に アパートにミイラ化した女性の遺体(スペイン)

「そういえば5年くらい姿を見かけていません」―事件に巻き込まれるような要素は何らなかった女性について、約130名の住民たちは一様にそう話したという。どの国でも独居老人の孤独死が問題視されているが、高齢とはいえない人々の例ももちろんある。スペインでこのほど…。

『EL PAÍS』ほかが伝えたところによれば、スペイン・ガリシア州ア・コルーニャ県のクジェレートにあるアパートでこのほど、完全にミイラ化した女性の遺体が発見された。女性はその後、数年前に行方不明となっていたマリア・デル・ロザリオ・オテロ・ヴィエテズ(María del Rosario Otero Vietes)さんと判明。マリアさんは母親とともに長年そのアパートに住んでいたが、親類との交流もないなかで母親が死亡し、彼女の暮らしぶりはさらに孤独なものと化していた。

不動産会社による家賃の自動引き落としは母親の銀行口座を利用して続けられており、しかし電気代と水道代に滞納が発生し、督促状にも対応しないことからストップとなり、それにも反応がなかった。そのため警察は7月3日に関係者立ち合いのもとで彼女のアパートの部屋に入り、廊下でミイラ化した彼女の遺体を発見した。誰も乗らない彼女の車はホコリをかぶっており、住民たちは警察に「女性宅の郵便物が確かにポストから溢れていた」「窓ガラスが汚れているため内側を覗き見ることはできなかった」などと話したという。

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