米ニューヨーク・ブルックリンのアパートに暮らす女性が、実は無数のミツバチと生活をしていたことに気付き仰天した。天井裏には3万5,000匹ほどのミツバチが巣を作っており、このほど養蜂家の協力を得てミツバチを移動させることに成功した。米メディア『Fox 5 NY』が伝えた。
ブルックリンのイースト・フラットブッシュにあるアパート住むシャリース・マルザックさんが部屋でミツバチを見るようになったのは今から1年前のことだった。仕事から帰宅すると6~7匹が床で死んでいたことがあったものの、それらのミツバチが一体どこから来たのか全くわからなかったそうだ。
このほどシャリースさんは「Mickey the Beekeeper」の養蜂家であるミッキーさんに連絡し、7月5日に天井に120cmほどの穴を開けて調べてもらったところ、大きなハチの巣が見つかった。
そこにはおよそ3万5,000匹のハチが住んでおり、「壁や天井裏のハチの巣というと通常はこの半分ほどの大きさなんですが、その大きさに目を疑いました。壁の中で見事に蜂蜜作りに成功したようで、こんなにヘルシーな巣を切り取って家に持って帰るというのは養蜂家としては夢ですよ」と専門家のミッキーさんを驚かせた。想像以上に大きなハチの巣から採れた蜂蜜は18kg~23kgほどもあるという。