オーストラリア出身の大富豪と昨年婚約するも、「もうムリ、同棲していた家からも出て行け」と言い渡されたマライア・キャリー。理由については「マライアの浪費癖とワガママ」「年下ダンサーとの密な関係」などが挙げられたが、マライアがフラれた側であることは間違いない。そんな苦い婚約破棄騒動から約8か月、今のマライアは彼を「あのクソ野郎」と呼ぶほど忌み嫌っている。
このほどマライア・キャリーがスキンケアラインの宣伝のためイスラエルのテルアビブを訪問。現地でTVインタビューに応じたものの、質問の多くが元婚約者ジェームズ・パッカー氏に関することだった。というのもパッカー氏は同国首相のベンヤミン・ネタニヤフ氏と親しく、マライア本人も一度ディナーに同席したことがある。首相はマライアにとって「面識のない他人」というわけではないが、マライアは知らぬ存ぜぬという態度を貫きこうコメントしている。
「私は食事をしていたの。」
「食べ物があったからよ。結構美味しかったわ。私はその場にいただけ。ディナーに招待されたから行っただけよ。」
『The Hollywood Reporter』によると、現地警察は現在パッカー氏との接触を試みており、その理由はネタニヤフ首相とその家族に豪華な贈り物を与えていたため。首相の汚職嫌疑の捜査が続くなか「パッカー氏にも対面して話が聞きたい」と春から同氏を捜しているものの、今も所在は不明だという。しかしこれにつきマライアは…?
「知らないわよ、あのクソ野郎の居場所なんて!」
「知っているワケがないでしょう? 知らない、政治絡みのことなんて。そんなことに私は注意を払ったりしないもの。」