イギリスでは男性だけのスタッグ・ドゥ(独身最後の夜を楽しむパーティー)で、他の女性からの誘惑があってはならないとパートナーの女性が恋人に「この人には既にGFがいます」と釘を刺すようなTシャツを着せるのが流行っている。このほど18歳の女性が、男性同士で旅行をする恋人にこれ見よがしのTシャツを作った。英『Metro』や『The Sun』が伝えている。
ブリストルのウィジーウッドに暮らすコリー・ヘイワードさん(18歳)は、パートナーのジェイク・トリバーさん(22歳)との間に生後4か月になる娘エミー・ローズちゃんをもうけているものの、まだまだ若くパートナーへの心配も尽きないようである。
ジェイクさんが今月末に男友達と地中海に浮かぶクレタ島マリアへ旅行をすることを知ったコリーさんは、インターネットで別の女性がしていた妙技からアイデアを思いつき、姉の友人の協力を得てジェイクさんに現地で着せるための特別なTシャツを作った。
白いTシャツの表にはコリーさんの写真が胸元にあり、その下に「もし、あなたにこの文字が見えるならそれはあなたが私の恋人に近付き過ぎているということ。お願いだから離れて」とプリントされてある。さらに裏にはコリーさんと娘の写真があって「僕は自分の恋人と娘を愛しているから、マリア島の女は全員大嫌い」というメッセージ付きだ。
当初、表のメッセージで「too close(近付き過ぎ)」を「to close」とスペルミスしたままTシャツは出来上がった。コリーさんはミスに気付かずシャツの写真をFacebookに投稿したところ、ユーザーから「ネイティブのいい大人がスペルミスするなんて恥ずかしすぎる」と指摘があったため、再度プリントし直したそうだ。
明らかに「私の男に手を出すな」という大胆なTシャツを作ったコリーさんは、ジェイクさんに手渡した時、相当引かれてしまったようだ。しかしやがてコリーさんのジョークを理解したジェイクさんは、「現地で着るよ」と言ってくれたという。
コリーさんが自身のFacebookにTシャツの写真を投稿すると、大抵のユーザーはユニークだと笑ったが、コリーさんをサイコ呼ばわりする否定的コメントを寄せて来たユーザーもいたようだ。あくまでもジョークのつもりで作ったTシャツだと主張するコリーさんは「なんならジェイクが家にこれを置いてホリデーに行っても、私は全く気にしません」と余裕の構えを見せている。