Math(算数)を教えるどころかMeth(メス)に夢中になっていた女の教師を逮捕…笑えないジョークとともに米メディア『NY Daily News』が報じたのは、20代の女の教師による薬物絡みの業務上横領事件であった。米オクラホマ州の小学校でこのほど…。
みるからに薬物依存が見て取れる皮膚、真っ黒い目の下のクマと赤い鼻。これはオクラホマ州サパルパの「ホームズパーク小学校」で2年生を指導していたミーガン・スローンという27歳の女教師の情けないマグショットである。スローンは他の教師のパソコンからFacebookに「ヘロインを買うためなら学校のあらゆるものを質に入れてやる」などと綴り、実際に学校の2台のiPadを無断で質入れ。さらに遠足の積立金を着服してドラッグの購入にあてていた。その事実をつかみ学校側が今月1日に警察に通報したという。
スローンは職場である小学校で警察の事情聴取を受け、バッグにブラックタール・ヘロイン、覚せい剤のメタンフェタミン、焦げた金属スプーン、ヘロインの空袋、注射器約40本、それに麻薬依存症治療に使用されるサボキソン (Suboxone)などが発見され、違法薬物所持の現行犯および業務上横領の疑いにつき逮捕された。アメリカでは学校の周辺1000フィート(304.8m)以内における違法・規制薬物の売買や使用は特に厳しく罰せられるが、教師であるスローンがこれを知らないはずはない。