海外発!Breaking News

writer : ac

【海外発!Breaking News】沸騰したお湯を浴びた1歳5か月男児、治療は19歳まで(豪)

「事故が起こる3日前に、ハンターはようやく3~4歩ほど歩けるようになりました。事故の前はいくつか意味のある言葉を話していたのに、いまは唸ることしかできません。身体の12%に火傷を負ったこの事故が、彼の人生を変えてしまったといっても過言ではありません。」

「入院後1週間は看護師が部屋に入ってくるたびに泣き叫んでいました。今はずいぶん落ち着きましたが、それでも6時間毎に看護師のチェックを受けます。依然血圧は高く、一言も言葉を発していません。」

「事故直後は家族みんなが『あの時ハンターのそばにいてあげればよかった』と自分を責めたて、つらい時期を過ごしました。ハンターはこれまでに頭、胸、右の脚全体と左足裏の皮膚移植を4回行っています。一日に8回、保湿剤を塗ることはもちろん、皮膚がひきつれて拘縮しないようフィジオセラピー(理学療法)を定期的に受けなければなりません。治療は身体の成長が止まる18~19歳になるまで必要になります。」

「特に脚の状態がよくないので、学校に行くようになったらいじめられやしないかなど悩みは尽きませんが、今は少しずつ前向きに考えられるようになりました。」

「最近の大きな進歩は、点滴が取れてやっと普通に飲食ができるようになったことです。これからも家族みんなでハンターを支えていくつもりです。」

家族は4月11日、募金サイト『GoFundMe』にアカウント設置し今後の治療にかかる費用などへの寄付を呼び掛けている。4月30日には顔の包帯が取れた写真がアップされており、ハンター君は少しずつだが元気を取り戻しているようだ。

大人が目を離した隙に起きる不慮の事故で、命の危険に晒される子供はあとを絶たない。今年2月にも2歳児がコイン形リチウム電池を誤飲し、一命は取り留めたものの食道、気管、そして背中側を通る大動脈が損傷を受けた。また、インドでは3歳の双子が母親の留守中に洗濯槽の中に落ちて溺死する事故も起きていた。

出典:https://www.thesun.co.uk
(TechinsightJapan編集部 A.C.)

1 2