今年のアカデミー賞授賞式でのベストドレッサーを各メディアが公開している。その中で、米女優ブランカ・ブランコ(36歳)が着用した黄色を基調とした腰まで大胆にスリットが入ったドレスが『VOGUE ESPANA』(VOGUEスペイン版)のオスカーベストドレッサー75名の中に選ばれた。
しかし、やはり多くのメディアが報じているのはドレスのスリットからブランカ・ブランコの「陰部が見えたのでは?」というものである。
このような公の場で体のラインを綺麗に見せるため、下着はつけないという女優やモデルも珍しくはないが、ここまでスリットが入っているとなればそれ相応に対処しておかなければ女性として恥ずかしい状態をさらす危険性もある。
実際、このブランカ・ブランコのドレスハプニングについては、米国内でも「売名行為だ!」「明らかに故意にやっている」など批判の声が多い。
今回の事態についてブランカは一部のメディアに「肌色のボディスーツをつけていた」と説明、一連の報道についてはショックを受けているという。2年前のアカデミー賞授賞式にブランカは赤と黒のドレスをまとって登場したが、それがワーストドレッサーという汚名を背負ってしまったため、今回はなんとしてでもベストドレッサーの仲間入りを果たしたいと強く願っていたのだ。それを裏付けるかのように、彼女のインスタグラムでは『VOGUE』や『ELLE』などのベストドレッサーを紹介する記事に自身が選ばれたことが報告されている。
アカデミー賞授賞式は毎年話題が尽きないが、今年は『ムーン・ライト』が作品賞を受賞したにもかかわらず運営側の手違いで『ラ・ラ・ランド』と他の作品名を呼びあげてしまい「アカデミー賞授賞式史上最大のミス」と言われた。その他、女優のスカーレット・ヨハンソンがサミュエル・L・ジャクソンに叱られたなどと、テレビ視聴率こそ低かったとはいえ、開催から数日を経てもなお人々の関心は高いようだ。
(TechinsightJapan編集部 MasumiMaher)