このほどキャサリン妃が子供の健康に焦点をあて活動を展開する団体「Best Beginnings」主催のイベントに登場。そこで、ひとりの母としてこのように語った。
「個人的には、母であることは非常にやりがいのあることだと思っています。素晴らしい経験だとも思いますが、時にはものすごく大変だとも感じます。」
しかしキャサリン妃は、自分が“一般的なママ”とは違うこともしっかり自覚。以下のように話を続けている。
「多くのお母さんたちには、家庭でのサポートがありません。私は自宅でサポートを得ていますが、この私にとってでさえ、育児は大変なことなのです。」
特に新生児の世話にどれほど多くの母親が戸惑うのかなどに絡め、母親としてのリアルな思いと苦悩・苦労をこう表現している。
「ルール本もないし、何が正しくて何が間違っているのかも分からない状態でしょう。とにかく最善を尽くし、家族のお世話をするしかありません。」
「私を含む多くの母親が自信を無くし、自分は無知なのだと感じてしまいます。悲しいことに、そういう経験はメンタルヘルスに問題をもつ母親にとってはもっと大変なものになりかねません。」
また、妃は産後うつなどを経験する女性がいかに多いかなどに言及。新米ママ達がそれゆえに孤立したり希望を失くすことがないよう願っているといい、このように述べた。
「妊娠中に熱が出れば、お医者さんに診ていただくはずです。精神的な問題を抱え助けを求めることは、それと全く同じことです。子供達も親が元気でいなくては困るのですから。」
王室の妃として、必要であればすぐに育児をサポートするスタッフに頼れるキャサリン妃。しかし「そんな私でも大変なのですから、他のみなさんはさぞ大変でしょう」と理解を示し、育児に疲れた多くの人々を励ました。なおキャサリン妃は精神面のサポートがいかに重要か、かねてより強調。過去には「夫も私も、自分の子供達(ジョージ王子とシャーロット王女)が精神的に問題を抱えているなら、ためらうことなく助けを求めます」と明かしている。
出典:https://www.instagram.com/kensingtonroyal
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)