writer : sekihara

想像の斜め上を行く“ねっとり&もっちり感” リニューアルした『おいしいカスピ海』を食べてみた

記者が今回食べたのは、『おいしいカスピ海』(グリコ)の「生乳たっぷり」タイプ。2004年に誕生した同商品を、さらに“濃厚な味わい”と“ねっと~り濃い食感”が楽しめるように、このたびリニューアルしたそうだ。赤い文字で“ねっと~り濃い”と大容量400gのパッケージにもしっかり書かれている。

赤い文字で「ねっと~り濃い」と書かれた『おいしいカスピ海』

いざ実食!とヨーグルトのフタを開けようとして、フタに何か書いてあるのに気づく。「底の方から3回大きくかき混ぜると、より一層食感をお楽しみ頂けます。」というアドバイスだった。その通りにスプーンで底の方からぐぐーっとすくってみて、思わず「おおーっ」と声を上げてしまった。スプーンですくうと、なめらかでありながら、ねっとり・もっちりした感触がしっかり手に伝わり、何回もかき混ぜたくなってくる。そしてすくった部分はスプーンの上でこんもりしたままなのだ。わずかにスプーンのふちから糸のようなヨーグルトが細く流れ落ちていく。たとえると、少し固めの生クリームみたいな感じだ。もともとカスピ海ヨーグルトは粘り気があるのだが、これほどのねっとり感があるとは…。想像を超えていた。

『おいしいカスピ海』のフタにアドバイスが書かれていた

驚きながらスプーンを口に運ぶと、濃くてまろやな味わいだ。「生乳たっぷり」タイプでは乳成分を高めたミルクだけでなく生乳を63%使用しているため、コク深い味わいになっている。プレーンタイプなので、自分でハチミツやフルーツソースをかけたり、シリアルの上にかけてもいい。ちょうどカレーを作ったので、お皿に盛りつけたカレーにもかけてみたが、ねっとり感のおかげでヨーグルトがすぐにカレーに溶けずにお洒落なラテアートのような見た目に。味もカレーの辛さにヨーグルトのまろやかさが加わってさらに味わい深くなる。このまろやかさやとろみは和食でも効果を発揮し、味噌に混ぜるとこのヨーグルトのコクで味噌の量を減らせるので減塩することができ、肉や魚を漬けると柔らかくなるという。料理に使えるのもプレーンヨーグルトの特権だ。

かきまぜると、ねっとり・もっちり 『おいしいカスピ海』

そしてこのねっとり・もっちり感は、小腹を満たしたいときにも腹持ちが良いそうだ。濃厚でまろやかなので、「食べた」という実感があり、お腹だけでなく気持ちも満たされるだろう。ちなみにダイエット中などに脂肪分を気にすることなく、ねっとり濃い食感を味わいたいときには、「脂肪ゼロ」タイプもある。いずれのタイプも クレモリス乳酸菌CHCC2907株を使用、これによりモチっとしたボディー感やクリーミーな食感のヨーグルトが生まれるわけだ。

ヨーグルト好きな記者もあまりのねっとり・もっちり感に驚いた『おいしいカスピ海』。冷蔵庫に常備してしまいそうな気配である。
(TechinsightJapan編集部 関原りあん)

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