映画『Gold』に主演するにあたり20キロ以上も体重を増やしたマシュー・マコノヒーだが、筋肉をつけることなく贅肉だけでここまで体重を増やしたのは初めての経験だったそうだ。そんなマシューがこのほどインタビューに応じ、増量をこう振り返った。
「半年の間、何でも好きなモノを飲み食いしたのさ。楽しかったよ。そんな生活をいつか止めなきゃならない。そう考えることだけが嫌だったね。」
「僕の好物はチーズバーガーだから、絶えずチーズバーガーを食べていたよ。行ったことのないようなファストフード店にも行った。甘いモノはそれほど食べなかったね。効果抜群なのはチーズバーガーとビールさ。」
また、だらしなく太った体にするため運動は徹底的に回避。そのため「2階まで上がることもしなかった」というマシューは着実に太り、映画撮影も無事に終わったという。だがその後、体重を落とすのはやはり大変だったといい「一晩じゃ無理だ」「数か月かかるぞって自分に言い聞かせたよ」というマシューだが、体重が減りにくい停滞期もあって苦労したそうだ。
太ったり痩せたり毛を剃ったりと大変そうだが、監督の要望は何でも受け入れ与えられた役になりきるマシュー。彼のモットーは「キャラクターになりきるためなら何だってする」。しかし体重の激しい増減が体に与えるダメージは、想像以上に大きいのだそう。2型糖尿病と診断されたトム・ハンクスもかつて役作りのために増量、減量を経験しているが、『CBSニュース』によると体重の急激な変動が2型糖尿病の原因につながる可能性もあるとのこと。マシューも体調には十分に気をつけつつ、第一線での活躍を続けてほしい。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)