赤ちゃんポストに託された女児、扉を開けた消防士が“運命”を感じて養子に(米…
Rank.1
たまたまお墓のそばで猫の鳴き声を聞き、家に連れて帰ったというKeli Keningau Prayitnoさんは「帰る家がないのかと思って世話をしたのですが、猫は同じお墓の前に戻っていきました。それ以来気にかけて見ているのですが、この1年、あの猫をお墓のそばで見かけない日はありません」と語る。
お墓の前を通りかかる人に水や食べ物をもらうこともあるというが、猫がお墓を離れてついていってしまうことは決してないそうだ。
Keliさんによると、この猫の元の飼い主はクンダリさん(Kundari)という高齢の女性で、お墓は彼女のものだという。クンダリさんが住んでいた家には現在、その子供たちが住んでおり、猫は毎日この家に行って食事をもらっている。
猫がお墓を離れるのはこの食事の時だけで、昼間はゴロゴロと転がってみたり、鳴いてみたり、時には墓石に寄り添うようにして丸くなる。夜になると墓のそばで眠るが、それでも満足気な様子だという。
Keliさんは「あの猫をクンダリさんはとても可愛がっていたのでしょう。見ていると切なくなります」と話している。
今年の8月にはスペインで、入院中の飼い主を病院の外でじっと待つ秋田犬が話題となった。愛する者を思う気持ちは動物でも人間と何ら変わらないということだろう。
出典:http://www.unilad.co.uk
(TechinsightJapan編集部 A.C.)