数多くの女性と関係を結び、“裏の生活”を続けていたタイガー・ウッズ。それを当時の妻エリン・ノルデグレンさんにバレて離婚されたタイガーは、ハレンチきわまりない不貞を世界中に知られ、夫人や幼い長女、長男に大変悲しい思いをさせてしまった。
そんなタイガーがこのほどチャーリー・ローズ氏によるインタビューに応じ、後悔についてこのように語った。
「僕の人生でただひとつの後悔―それは、もう1年スタンフォード大学に残らなかったことだね。あと1年、大学に残っていればよかったよ。」
卒業を待たずしてプロに転向したことを後悔しているというタイガーに、チャーリー氏は困惑し「え、後悔はそれだけなのですか? あなたに起きた全てのことのなかで、それだけ?」と質問しているが、それでもタイガーは不倫問題に触れず、以下のように断言している。
「僕が経験した全てのこと…。そう、その中でも後悔はこれだけさ。いろいろ大変なこともあったよ。でも僕にとっては素晴らしい経験でもあった。ただ僕は、あと1年スタンフォードに残っていれば…そう後悔している。」
不倫、スキャンダル報道、妻との離婚、そして家族そろっての和やかな家庭生活の崩壊。そのどれも大変ではあったものの、自身の成長につながったとタイガーは考えているようだ。しかし今では元妻となったエリンさんと親友関係にあるといい、子供達にも離婚につき自ら説明したという。
「こう言ったんだ。離婚になったのは、パパがいくつか失敗したからだよ、と。」
「確かに僕は失敗したし、それについては自分で子供達に説明したかったんだ。」
しかし「後悔」という言葉は使わず、タイガーはこう話したそうだ。
「人は誰でも失敗する。ママがママ邸で暮らし、パパはパパ邸で暮らしている。それはパパの失敗が原因だし、これで良いんだよ。」
ちなみに今回の発言について、「あまりにも身勝手」「あんな失敗をして学びはゼロか」「『これで良いんだよ』だって? 良いワケないじゃないか」といった辛辣な意見がネット上に噴出している。全ては“許される失敗”として子供に説明したという彼だが、そんな彼を世間は今も許してはいないようだ。
出典:https://www.facebook.com/Tiger
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)