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writer : tinsight-yokote2

【海外発!Breaking News】ワシントンD.C.で2歳児に罰金75ドル 「ゴミのポイ捨てがあった」と当局

米ワシントンD.C.でこのほど、ゴミの不法投棄があったという2歳児に罰金の支払いが命じられた。両親はもちろん、市民をひどく呆れさせていることを『wtvr.com/CBS 6 News』などが伝えている。

ゴミのポイ捨てについて取り締まりを強化しているワシントンD.C.の公共事業局(Department of Public Works 略称:DPW)。作業員たちは不法投棄をした者を見逃さず、当局は罰金を取り立てるなど厳しい態度に徹している。しかもいったん振り上げた腕を下すことが不得意なのであろう、このほどたった2歳の女の子に罰金の支払いを命じる騒動が起きていたもようだ。

「先日、ハーパー・ウェストーヴァーさん宛ての郵送物を路上で拾いました。廃棄物に関する違反行為があったため、ご本人に75ドルの罰金を支払うよう命じます。」

こんな文言が記された書類が娘に届いたことに、大変驚いたというハーパーちゃんの父親のチャック・ウェストーヴァーさんと母親のテレサさん。彼らは地元メディア『wjla.com』の取材に「確かにその郵送物は不要のもので、ゴミを出すにあたって袋からこぼれ落ちたものと思われます。でも2歳の女の子をポイ捨ての犯人にするなんて彼らには常識というものがないのでしょうか。しかも私たちはハーパーにゴミを正しく捨てるよう日々しっかりとしつけています」と怒りをあらわにした。

テレサさんはいく度もDPWの相談窓口に電話して「何かの間違いではないか」と訴え続けたが、下の者たちは誰も聞く耳を持たず、課長に代わってもなお、自分たちで調べることもせず「そんなに言うなら出生証明書を取り寄せるように」との返事であった。指示通り証明書を提示してやっと事態は解決をみたが、その時すでにこの話題は複数のメディアにより大きく紹介された後であった。バツの悪いDPWの広報担当者は、「2歳と知り本当に驚きました。ご家族にはこちら側の落ち度を詫びましたが、それでも私たちが日々の業務に真剣にあたっていることをご理解いただければ」と述べたという。

出典:http://wtvr.com
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)