車のチャイルドシートにすっぽりと包まれている幼い子供が、親が運転するその操作方法をじっと見つめていることがある。自分も早くやってみたい、これができれば好きな所にいつでも出かけられる、そんな風に思っていても不思議はない。このほど米ワシントン州で…。
ワシントン州キング郡で先月30日午前11時ごろ、フェデラルウェイ市において驚くような事故が起きていたもようだ。衝突事故を起こし、大きな音と共にサイドボディがベロンとめくれあがった黒のSUVの運転席から出てきたのはなんと5歳児。3歳の下の子を連れてのドライブであったという事実に大人たちは唖然とした。
ワシントン州警察の発表したところによれば、現場はポバティー湾にも近い住宅街が立ち並ぶ317th プレイス・サウスウェスト通り。エンジンをかけギアも入ったSUVは通りに出ると1台のVOLVO車に側面衝突して停止し、その運転手に軽い打撲や切り傷を負わせた。幼児らに怪我はないという。
目撃者が詰め寄って「ママはどこ?」と尋ねると、2人からは「お家で眠っているの。ママには内緒でおばあちゃんのところに遊びに行こうと思った」と驚くような返事が返ってきたそうだ。警察がこのきょうだいの両親にキーの置き場所に配慮し、幼い子供たちの行動に十分目を配るよう厳重に注意したことは言うまでもない。
出典:http://www.kulr8.com
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)