俳優で元カリフォルニア州知事のアーノルド・シュワルツェネッガーに隠し子がいることが発覚してからはや5年が過ぎた。現在18歳となった彼が、“ターミネーター2”の短編リメイクに挑戦。その姿があまりにも父・シュワルツェネッガーに似ていると仰天の声があがっている。

自宅で雇っていたグアテマラ出身のナニー兼ハウスキーパー、ミルドレッド・パトリシア・バエナさんをはらませ、1997年10月2日にジョゼフ君という隠し子が誕生していたアーノルド・シュワルツェネッガー（69）。次男クリストファー君の誕生からたった5日後に隠し子が誕生という事実は「正妻を侮辱するとんでもない背信行為」と全米の女性を敵に回し、シュワには“スパーミネーター（種付けターミネーター）”という不名誉なあだ名までついてしまった。これが原因で妻マリア・シュライヴァーさんとは結婚25年にして別居生活に入り、今も夫婦仲は修復されていない。

しかし、自分の遺伝子の継承を疑う余地もない息子のジョゼフ君をシュワは心から愛し、期待もしているのであろう。誕生日やクリスマスにはプレゼントを欠かさず、また最近ではマッチョなボディを目指してトレーニングに励むジョゼフ君を自ら指導するシュワの姿も撮影されている。そんなことも自信になっているのか、一般的な“隠し子”のイメージなどみじんもないジョゼフ君は、このたび友人のベン・ヘスさん監督のもと、父の出世作である『ターミネーター2』のリメイクに挑戦した。

バーから衣類やバイクを盗み、店主から銃とサングラスを奪う“ターミネーター（T-800）”を演じるジョゼフ君は、父譲りの大きな下唇、顎が見事。“正妻”のマリアさんには気の毒だが、ジョゼフ君は彼女が生んだ2人の息子より、よほどシュワに似ていると言わざるを得ない。こちらは先月31日、YouTubeに『Terminator 2 Remake w/ Joseph Baena-“Bad to the Bone”』というタイトルで投稿されたその動画である。特に、店主から奪ったサングラスをかけたジョゼフ君はまさに父が演じたターミネーターそのもの。この作品は短編フィルム・コンペに出展されるそうだ。

出典：http://metro.co.uk
（TechinsightJapan編集部　Joy横手）