このほど米オクラホマ州で33歳の娘が実の母親に惨殺されるという事件が起きた。警察の取り調べに、母親は恐ろしい形相で「あの子の体には悪魔が棲みついている。殺すしかなかった」と話したという。

事件は8月27日、同州オクラホマシティのノース・マッキンリーアベニューにある住宅街で起きた。「あの家の娘の身に何か起きていないか様子を見に行ってあげて」という911番通報を受け現場に急行した警察官は、頭部にひどい外傷を負い血だらけになって床に横たわる女性を発見した。

胸には大きな十字架がのせられ、すでに息絶えていた遺体の身元はジェネヴァ・ゴメスさんというその家の33歳の娘であることが判明。続いて29日、一緒に暮らしている母親のファニタ・ゴメス（Juanita Gomez、49）が殺人容疑につき逮捕された。手の指が赤く関節が腫れていたことを追及されると、「娘の頭部をいく度も殴った」と認めたという。

裁判所に提出された宣誓供述書によればファニタは事件当日、ジェネヴァさんを激しく殴ると喉に十字架を突き刺し、ペンダント用のメダルもそこに挿入。口から血が出るまで十字架を押し込み、ジェネヴァさんが絶命したことを確認すると胸の上に十字架を置いたもよう。動機については「娘の体には悪魔がとりつき、退治しなければならないと思った」などと話している。

出典：http://kfor.com
（TechinsightJapan編集部　Joy横手）