今年、ゼイン・マリクはCapital FMによる『Summertime Ball』に出演すべく英国に帰国。「ゼインのパフォーマンスを観たい」と大勢のファンが楽しみにしていたが、ゼインはショー開始の90分前に「俺には無理だ」と急遽キャンセルした。その後「酷い不安症状に悩まされている」と明かしたゼインだが、今度はドバイで予定していたギグに「出られない」と表明。今も不安症状を脱することができず、苦しんでいるという。
「ワン・ダイレクション」の音楽性やバンドのあり方に馴染めず、自ら脱退を決意したゼイン・マリク。その後はソロで活動を開始し大成功しているが、仲間に囲まれた状態ではなく1人で大舞台に立つことに、今のマリクは酷い不安を感じているという。このほど10月にドバイの「Autism Rocks Arena」にて開催を予定していたギグをキャンセルしたゼインは、ウェブサイトにて以下のような声明を発表した。
「ファンの皆さん、ここ3か月の間、僕は大舞台でソロパフォーマンスを披露することへの不安をどうにかしようと、努力してきました。」
「良い方向に向かっていると実感しています。」
しかしドバイでショーをこなす自信はまだないと悟ったゼインは、キャンセルを決意。「ガッカリさせてしまい、申し訳ありません」「皆さんに早く会えるよう願っています」とも綴り、ファンの理解を求めた。
ソロアルバムを大ヒットさせ、ソロアーティストとして立派にやっていけることを世界中のファンに証明したゼイン。しかし1人で大きな舞台に立つことには馴染めず、不安ばかりが大きくなるもよう。彼の苦悩をドバイでのショーを主催予定だった関係者は十分に理解し、「残念ではありますが、ゼインが正直に理由を明かし謝罪してくださったことに、感謝しています」と発表している。
出典:https://www.instagram.com/zayn
(TechinsightJapan編集部 洋子アンダーソン)