ブラッド・ピットの妻で実子・養子計6人の子の母でもあるアンジェリーナ・ジョリーが、このほどヨルダンにあるシリア難民キャンプを訪問。そこで難民たちの暮らしを目の当たりにしたアンジェリーナが、「問題の根源を考え、このような状況をどう打開できるのかを世界中の指導者たちに考えてほしい」と語った。

現地時間9日に、アンジェリーナ・ジョリーはヨルダンのシリア難民キャンプを訪問。そこで人々の暮らしぶりを視察し胸を痛めたアンジェリーナは、このように語った。

「難民問題は、ヨルダンだけに託されるべき問題ではありません。ヨルダン政府は、何年もの間『いずれ我が国の支援にも限界が来る』と警告してきたのです。」
「世界はヨルダンにおけるこのような状況を何か月も知っていました。なのに、難民問題は解決に向かっていません。」
「難民は知りたがっています。いつ故国に帰れるのかを…。ただ援助を望んでいるわけではなく、政治的な解決を望んでいるのです。」

シリア内戦などで難民になった人々を、数多く受け入れてきたヨルダン。しかしその負担は大きく、また難民の故国への思いも大きい。そんな中で懸命に生きる人々、特に子供達の姿に胸を痛めたアンジェリーナは、「ヨルダンにいる難民のまさに半分以上が18歳未満で、私の子供達と同じ年代です」「自分の子供達がこのような状況に置かれてしまったら…そう想像せずにはいられないのです」とも述べ、さらなる支援と難民救済を訴えた。

出典：https://www.facebook.com/unitednations
（TechinsightJapan編集部　ケイ小原）