米歌手マドンナと元夫で英映画監督のガイ・リッチーの間に誕生したロッコ君は、現在16歳。母とともに暮らしていた彼は長期ツアーにも同行し移動続きの生活だったが、そんな日々にウンザリしたロッコ君は昨年、リッチー監督のもとを訪れ「僕はここで暮らしたい」と断言した。それを叶えてやりたいリッチー監督、そして息子を取り戻したいマドンナはかなり激しく衝突したが、ようやくその騒動に幕が引かれた。
すでに新しい妻を迎え、新たに3人の子にも恵まれたガイ・リッチー監督。そのもとにマドンナの産んだロッコ君が身を寄せたままアメリカへの帰国を拒否し、「ニューヨークの学校はどうするの?」というマドンナを無視して現地の学校にも通い始めた。
そんな中マドンナはリッチー監督に対する怒りと憎しみを募らせ、テネシー州にて開催したショーでは「(過去に)最低野郎と結婚してしまった」とリッチー監督をメッタ斬りに。その一方で時にはステージで涙を流し「息子に歌を捧げたい」とうなだれることもあった。だが何か月にも及ぶ話し合いを続けた結果、マドンナもようやく気持ちの整理がついたようだ。このほどリッチー監督の弁護士はメディアの取材に応じ、以下のようにコメントしている。
「本件は解決に至りました。ロッコが必要とするもの―それは(年月を経て)変化したのです。よって、彼は今後も父親と暮らします。この決断に全員が同意しました。」
「また、本件については今後裁判所で話し合う必要もありません。」
息子と再び一緒に暮らすといったマドンナの悲願は叶わなかったが、今後もマドンナが定期的に息子に会うことは十分に可能だという。
「これまで以上にこう感じてる… 鋼鉄でできたハートも壊れることがあるんだとね。」
そうSNSに書き込みファンを心配させたこともあるマドンナだが、最近ではロッコ君との関係もずいぶん良くなったもよう。また養子2人の育児や仕事もあることから、今のマドンナはずいぶん前向きに暮らしているもようだ。
出典:https://www.instagram.com/madonna
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)