英バンド「クイーン」のヴォーカルとして活躍したフレディ・マーキュリーは、1991年に死去。エイズによる気管支肺炎が死因だったといい、45歳にしての早すぎる死に世界中のファンが衝撃を受けたことは言うまでもない。そんな彼の生誕から70年、偉大なるミュージシャンを称えようとある小惑星に彼の名がつけられた。
『ボヘミアン・ラプソディ』などいくつもの名曲を創り、力強い歌声とパフォーマンスで世界中の音楽ファンを酔わせたフレディ・マーキュリー。生きていれば70歳になっていたはずの彼の誕生日を前に「クイーン」のブライアン・メイが以下のように発表した。
「国際天文学連合の小惑星センターが、1991年に発見された小惑星17473にフレディの名をつけてくださいました。フレディの70回目の誕生日に敬意を示すためです。これを報告できて僕も嬉しく思います。」
「今後この小惑星は、『Asteroid 17473 Freddiemercury』と呼ばれるのです。」
国際天文学連合と小惑星センターよりクイーンに贈られた証明書には、以下のように書かれている。
「フレディ・マーキュリー(ファルーク・バルサラ、1946年 – 1991年)は英国のソングライター兼、伝説のロックバンド、クイーンのリードシンガーでした。彼の独特のサウンドと声域の幅は、彼のパフォーマンススタイルを特徴づけました。フレディは、史上最も偉大なるロックシンガーのひとりと考えられている人物です。」
残念ながらフレディの生歌を再び聴くことは叶わないが、彼の名を持つ小惑星が誕生したことにファンはとても感動したもよう。バンドのFacebookには「フレディは空の星たちと共にいる」「フレディへの素晴らしい贈り物だ」といったコメントが多数届いている。
出典:https://www.facebook.com/Queen
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)