あたかもロックンローラーのようなワイルドなファッションと整った顔立ち、そして人々の度肝を抜く驚異のマジックで人気のクリス・エンジェル(48)は、2歳の息子ジョニー君が急性リンパ芽球性白血病を患っていると公表済みだ。そのクリスが病気を知った日からこれまでを振り返り、「できることなら代わってやりたかった」とその苦しい胸のうちを明かした。
「ジョニーが血液のがんだと診断された。」
クリス・エンジェルが電話でそう聞かされたのは、ラスベガス時間の深夜2時だったそうだ。その日を振り返り、クリスはこう話している。
「途方に暮れてしまったよ。」
というのもクリスと26歳の若妻はすでに別居しており、母子はオーストラリアに拠点を移したばかり。しかもクリスは多くの仕事を抱え「どうすれば…」と苦悩したそうだが、仕事は全てキャンセルしすぐに荷物をまとめて現地に向かったという。
その後の10か月で、クリスはさらに2度息子のところへ。仕事などでオーストラリアに行けない間は「アメリカから出来る限りのサポートを続けた」というが、幼い息子が重病に苦しんでいる事実にずいぶん胸を痛めたことを明かした。
「ジョニーはハッピーで楽しい愛情豊かな子でね。でもステロイドの治療で、雰囲気がずいぶん変わってしまった。」
「(かんしゃくを起こし)暴れる息子を見るのは辛かった。でもそれは息子の本来の姿じゃない。ステロイドのせいなんだ。」
しかし治療のおかげで、ジョニー君はずいぶん復調し今は寛解状態とのこと。今後も2年間は治療が必要だが、クリスはこの先も全力でサポートを続けていくという。
「そう、息子は俺より長く生きなければ。苦しむのが息子ではなく、この俺なら良かったのに…。」
「息子には、長く幸せに暮らしてほしい。」
ちなみに妻とは関係修復に至っていないものの、仲は良いとのこと。また両親の仲睦まじい様子にジョニー君も嬉しそうな様子を見せるといい、夫妻は「ハッピーな息子を見ると、自分達も癒される」と語っている。ジョニー君の闘病はまだしばらく続くが、夫妻は今後も最愛の息子ジョニー君を支え応援していく。
出典:https://www.instagram.com/crissangel
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)