2009年に、歌手クリス・ブラウンは交際していた歌姫リアーナと激しい口論に。カッとなったクリスはリアーナの顔面をアザができるほど殴りつけるなどし、病院送りにした。そのDV事件以降“暴力男”のイメージを払しょくできずにいるクリスが、今度は自宅にいた女性に銃を向け脅したとして逮捕された。この件につき、クリスの担当弁護士は「トンデモない策略にハマった」とコメント。クリス邸に押し寄せた警官隊についても批判している。

8月30日のこと、クリス・ブラウン邸を訪問していた女性が怯えた様子で「クリスに銃で脅された」と通報した。急遽警官隊がクリス邸に向かうもクリスは「令状が出るまでは家に入れられない」と家への立ち入りを拒否し、しばしのこう着状態を経て逮捕されるという異常事態となった。

その後、通報した女性がメディアに登場。「クリス邸でダイヤモンドの宝飾品を眺めていたんです」「すると家にいた男性が怒鳴り始め、クリスが部屋に入ってきました」「クリスは『お前のような奴らにはウンザリだ』『俺の家から出て行け』と言い私に銃を向けたのです」と告白して話題になった。クリスはその後25万ドルの保釈金を払い署をあとにしているが、今後の展開に全米メディアは注目している。

そんな中、クリスの担当弁護士は「クリス邸には銃など無かったのです」とメディアに話し、クリス邸に警官隊が押し寄せたことについては「まるで（イラクの）ファルージャ市街で行われた包囲掃討作戦のようでした」と批判した。なお今回の件につき女性側は「売名行為ではない」と断言。しかし彼女の証言のどこまでが信用に値するものかは不明で、クリスの弁護士は女性が眺めていたとされるダイヤの装飾品についても「そのような物は無かった」とコメントしている。「全ての主張が誤りどころかでっち上げ」とも呆れた様子でメディアに話した担当弁護士は、クリスの無罪を確信しているもようだ。

出典：https://www.instagram.com/chrisbrownofficial
（TechinsightJapan編集部　ケイ小原）