タイ中部の人気リゾート地パタヤで、あるホテルのベッドの下からトランスジェンダーとみられる若者の遺体が発見された。その後、10代の少年2名が容疑者として逮捕されたことを『バンコク・ポスト』紙などが報じている。
現場はバーンラムン郡チョンブリー県パタヤでも人気のエリア、ソイブッカオに建つ5階建てのホテル。20日午前、清掃係がある客室のベッドの下から血液が流れて悪臭がひどいことに気づき、通報により駆けつけた警察官がマットレスを持ち上げて遺体を発見した。
遺体はアンフォン・コンソンさん。女性とみられたがトランスジェンダーであることが判明している。パタヤ警察は監視カメラの映像をもとにアンフォンさんと共にチェックインしていた人物の行方を追い、21日昼頃、あるバスターミナルで17歳と14歳の少年2名を殺人および遺体遺棄の容疑につき逮捕した。17歳の少年はアンフォンさん殺害を、そして14歳の少年もそれを幇助したことを認めているという。
殺害の動機について、少年らは「アンフォンさんに性行為を迫られて拒否したところ激しい口論になり、アンフォンさんが暴力をふるってきたため首を絞めて殺した。遺体をベッドの下に隠してチェックアウトした」などと話しているとのこと。彼らはナコーンラーチャシーマー県の出身で過去にも暴行事件を起こしたことがあり、強盗目的であった可能性も視野に取り調べが進められているという。
出典:http://www.chiangraitimes.com
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)