すでに妊娠後期に入り、可愛い赤ちゃんを腕に抱く日を心待ちにしていたというカリフォルニア州サンノゼの18歳の女性。しかしこのほど兄の運転する車に同乗していた中、彼女は無念の交通事故死を遂げてしまった。その大きなお腹に病院は…!?
サンフランシスコのメディア『sfchronicle.com』がこのほど、17日にサンノゼで起きた妊婦の悲劇的な交通事故死の話題を伝えた。女性は18歳のドゥルセ・アラセリ・カペティーヨ・ヘルナンデスさん。CHP(カリフォルニア・ハイウェイパトロール)サンノゼ支部が明らかにしたところによれば、兄が運転するシルバーのホンダCIVICに乗り国道101号線を走っていた中、タリーロードの出口付近で車は道路の右側に停車していた黒のBMW745に激突した。
衝撃で車は路肩に突っ込み、ドゥルセさんは足に重傷を負って「サンタクララ・バレー医療センター」に運ばれたが、もっと深刻なダメージを負っていることが病院で判明し、約4時間後に死亡した。CIVICを運転していたドゥルセさんの兄(20)も負傷して別の病院で治療を受けている一方、衝突され負傷して病院に搬送されたBMWの運転手ホン・トラン(22)は、DUI(アルコール・薬物の影響下の運転)により逮捕されている。
また病院の広報担当者はドゥルセさんが妊娠8か月であったことを明らかにしており、帝王切開によりお腹の赤ちゃんがすぐに摘出されたが「危険な状態にある」と説明。慎重な観察が続けられているもようだ。
出典:http://www.sfchronicle.com
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)