筋力自慢の男たちが数年前から流行させていた「バットマニング(Batmanning)」をご存じであろうか。“バットマンと化す”という意味で、様々な場所で足の甲を固定して何かに引っかけ、コウモリさながらの逆さ吊りのポーズをとる。そのバットマニングを命知らずの男がやるとこうなるようだ。
「命綱はつけないからロープが切れたらあっという間に落下だ。死への恐怖が頭をよぎらないと言えばウソになる。でも全身を鍛え抜いているからこそ、俺はコレをやる自信があるんだ。」
そう言っては大変危険な高所に出かけ、手に汗握る写真をInstagramに投稿して1万人もいるフォロワーを興奮させてきたルイス・フェルナンド・キャンデイアさん(27)。ブラジル・リオ出身でもとは機動隊員をしていたそうだ。彼がこのたび出かけた先は五輪開催に沸くリオ・デ・ジャネイロを西に数十キロ進んだ「Pedra da Tartaruga」という雄々しい海岸線。その断崖絶壁は海抜98メートルもあるという。
「このようなパフォーマンスが可能なのも、すべては信頼のおける友人のおかげだ」とルイスさん。彼は現地に同行し、太いロープを組んでルイスさんの体を逆さまに垂らし、ポーズが安定するまでしっかりとサポートする。それを確認すると静かにルイスさんの足首、体からロープを抜き取ってカメラで撮影してくれるという。ルイスさんもだがこの友人も実に責任重大。どちらかが「もうやめたい」と言うまでこの挑戦は続きそうだ。
出典:https://www.thesun.co.uk
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)