イタすぎるセレブ達

writer : kohara

【イタすぎるセレブ達】米競泳ロクテ選手、強盗被害の“嘘”を反省「大げさに話した」「全責任は僕にある」

ブラジル・リオ五輪に参加し、圧巻の泳ぎでアメリカ国民を沸かせた競泳ライアン・ロクテ選手(32)。しかしロクテ選手を含む4名が「選手村に帰る際にタクシーを止められ強盗被害にあった」と主張し、事態は思わぬ方向に。五輪開催にあたり厳重な警備にあたっていた現地警察が威信をかけ捜査を続けたところ強盗事件があった証拠はなく、それどころか選手らは立ち寄ったガソリンスタンドでトイレ内を破損、金を支払った末に現場を後にしていたことも明らかになった。うち「額に銃を突き付けられた」などと大嘘をついていたロクテ選手が再びインタビューに応じ、苦しい言い訳を連発しまたしても批判を浴びた。

このほど、ブラジルでの車上強盗をデッチ上げたと猛批判されているライアン・ロクテ選手がNBCのインタビューに応じ、このように語った。

「僕は、詳細について多くの点を省略しました。だからこんな大変なことになってしまったんです。大げさに話した点もあります。」

また強盗被害者ではなくトイレで器物を破損した「破壊者」なのではという問いには、こう答えている。

「僕をそのような立場に見せたいのでしょう。」
「僕達の方向に銃を向けられ、金を払うように要求された。それは確かなのです。」

しかしインタビュアーが「通訳に入った人物が『状況は説明した』『(破損した物の修理)費用を出さぬなら通報する』と伝えたと話している」とロクテ選手に突っ込んだところ、彼はこのように話した。

「ああ、だから金を出したんですよ。」
「僕達はとにかくその場を離れたくて。捕えられ、銃を向けられた。僕達は怯え、できる限り早くその場を離れたかったんです。」

今回、話を大げさにし嘘まで交えたことで、事態は当局も介入する大スキャンダルに展開。その点については反省しているもようで、ロクテ選手は「全責任は僕にあります」「僕が誇張したりしなければ、こんなことにはならなかった。大人げないことをしました」と語った。だがアメリカ、ブラジル両国の人々の怒りは大きく、インターネットには「いい年した大人がバカじゃないか」「アメリカの恥」といった厳しい意見が多数書き込まれている。
(TechinsightJapan編集部 洋子アンダーソン)