昨年結婚したばかりにもかかわらず、夫ジョニー・デップとの離婚を申請した女優アンバー・ハード。さらに「ずっとDV行為を受けていた」と主張したばかりに「離婚を有利に進めたいだけ」「結局は金目当て」と猛批判を受けたアンバーが、ジョニーより支払われることになった約7億円を全額寄付すると発表した。
自分はDV被害者だったと主張したものの、「ジョニー・デップをはめた金目当ての汚い女」と世間より逆に猛批判されたアンバー・ハード。しかし彼女が撮影したとされる動画には、ただならぬ荒れ方をするジョニーの姿があった。また昨年は指先がバッサリ切れ落ちるほどの大怪我をしたジョニーだが、それもアンバーの不貞を疑い暴れた末の怪我だったと伝えられた。
そんな中、2人は話し合いがまとまったとして共同声明を発表。ジョニーより支払われるお金については「チャリティ団体に寄付するつもり」と明かしていたアンバーだが、なんと7ミリオン・ドル(約7億円)の全額を小児病院とアメリカ自由人権協会(ACLU)の2団体に贈ると発表した。メディアに寄せた声明の中で、アンバーはお金が目的ではなかったと改めて強調した上で、こう明かしている。
「この離婚で受け取った金額は、7ミリオン・ドルです。それをそのまま寄付します。」
「これまで寄付したなかで最高額ですが、今後も寄付は続けるつもりです。」
「これらの団体であれば、お金を有効に運用してくださるでしょう。」
ACLUは多額の寄付に深く感謝し、早速以下のような声明を発表している。
「アンバーさんのサポートに、感謝してもしきれません。この寄付金は、他の女性達が安全で自由に暮らす助けになることでしょう。」
一生楽に暮らせるだけの財産を分け与えられたものの、それをあっさり手放し寄付したアンバー。しかしジョニーの人気が高いためか今も「アンバーは怪しい」という声は多く、寄付行為に関しても「イメージダウンを最小限に抑えるための“ダメージコントロール”ではないか」という声もあがっている。
(TechinsightJapan編集部 洋子アンダーソン)