現在58歳の米歌手マドンナは、80年代に大ブレイクして以降ミュージックシーンの第一線で活動を展開してきた。そのマドンナ曰く、「有名になるなんて容易いことよ」。数々の名曲を世に出すのみならず女優、映画監督、ビジネスウーマンなどとして多くの才能を遺憾なく発揮してきた彼女にとって、“有名になること”以上に高いハードルとは何だったのか？

このほど歌姫マドンナが『LOVE』誌の取材に応じ、“超有名アーティスト”としての暮らしをこのように語った。

「私はね、SNSなんてものができる前から有名人だったのよ。だから、有名であることを重荷に感じたりしないわね。」
「自分のこなした仕事の副産物－それが有名になるってことよ。SNS誕生の20年前から私は有名なの。」

そんなマドンナにも、「これは重い」とストレスに感じることがあるという。

「みんな、仕事やアート以上に“有名であること”に注目するの。それが負担よ。でも有名になるなんて容易いことよ。難しいのは、そこからアーティストとして成長することだわ。有名であることに夢中になったり、注意を反らされることなくね。」

下積み時代にはウェイトレス、ダンサー、美術教室のヌードモデルなどをこなし、懸命にお金を稼ぎながら細々と暮らしていたというマドンナ。時代を代表する歌姫としてブレイクするまでにずいぶん惨めな経験もした彼女だが、いったん成功した後さらに歌手として上を目指し精進する方が、スターダムにのし上がるよりずっと大変だったという。

出典：https://www.instagram.com/madonna
（TechinsightJapan編集部　洋子アンダーソン）