昨年結婚したばかりの妻アンバー・ハードに離婚を申請され、さらには「日常的に精神的・肉体的虐待行為を受けていた」と主張されてしまった俳優ジョニー・デップ。そんな窮地の彼を救おうと元妻や関係者らが一斉に「彼は素晴らしい人だ」とメディアに語り“アンバー・嘘つき説”まで浮上していたのだが、そのアンバー本人が撮影したとされるジョニーの凄まじいブチ切れ映像が公開されてしまった。
このほどアンバー・ハード撮影による動画を芸能情報サイト『TMZ』が入手、さっそく公開してファンの度肝を抜いた。撮影時期は警察が介入した時期(今年5月)の数か月前だといい、その中でアンバーは荒れた様子のジョニー・デップに怯えた様子でこう話している。
「ねえ、どうしたの? 起きた時のあなたはスイートだったのに。今朝は喧嘩もしていなかったわ。私は『ごめんね』って謝っただけなのに…。」
「クレイジーな状態が見たいってか? じゃあ見せてやろうじゃないか。」
ジョニーは棚を荒々しく締めガラスを粉々にする、仕切りを思いきり蹴る、ワイングラス等を投げ捨てるという荒れようで、「何も起こらなかったのに…」というアンバーに対しては「お前には何も起こらなかったってことだろう」と苛立った様子で吐き捨てている。またジョニーはアンバーがその様子を携帯電話で極秘に撮影していたことに気付いたらしく、電話を床に叩きつけるところで映像は途絶えている。
この動画につき、ジョニーと親しい情報筋は「かなり編集が加えられたもの」とメディアにコメント済み。またジョニーは撮られていることに気付いておらず“無許可の撮影”だったことから、これがDVなどの証拠として使用できるかについて疑問視しているメディアもある。
「アンバーが故意にジョニーを煽り撮影したのでは?」という声も浮上しているが、多くの証人を用意しDV疑惑を払しょくすべく懸命なジョニー側にとって、この動画公開はあまりにも痛い一撃になってしまった。
(TechinsightJapan編集部 洋子アンダーソン)