生前、非常に親しい付き合いのあった歌手マイケル・ジャクソン(享年50)と大女優エリザベス・テイラー(享年79)。2人の絆は強くマイケルはエリザベスを「僕の“surrogate mother”(母親代わり)」と呼んでいたほどで、実母が激しく嫉妬し拒否感を露わにするほど密な関係を築いていた。その2人の関係に焦点をあてた著書が出版となり、衝撃的な内容を米メディアが取り上げている。
このほどドナルド・ボーグル氏が『Elizabeth and Michael: The Queen of Hollywood and the King of Pop_A Love Story』を執筆・出版し、その中で2人の奇妙かつ密な関係について明かした。
米メディアによると、同氏は著書の中で「マイケルはエリザベスにダイヤモンドの宝飾品など豪華なギフトを多数贈った」と記しているとのこと。またエリザベスもマイケルに“ジプシー”と名づけた象などを贈ったといい、互いにかなりのお金や時間をかけて、友情を育んだもようだ。
ちなみに子供時代からショービジネスの世界で活躍した2人に、共通点は多かったもよう。その行動は「まるで子供のようだった」といい、一緒にチンパンジーをまじえて紅茶を飲む、またディズニー映画を鑑賞するなどして過ごすことも多かったという。
しかしマイケルは、2009年に急性プロポフォール中毒により急逝。これに大変なショックを受けたとされるエリザベスは2011年にうっ血性心不全のため死去、79歳で帰らぬ人となった。
「電話で話すようになったとき、彼女に『何年も知り合いのような気がする』と言われたんだ。僕も彼女と同じ気持ちだった。」
エリザベスとの関係につき、そう語っていたマイケル。2人の敬愛しあう気持ちや互いを思いやる気持ちは、確かに大きかったようだ。
出典:https://www.facebook.com/michaeljackson
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)