映画『夢のチョコレート工場』などで知られるアメリカ人俳優ジーン・ワイルダーが、自宅にて息を引き取った。83歳にしての急逝に、彼の映画を愛した世界中のファンが衝撃を受けている。
1971年の映画『夢のチョコレート工場』ではウィリー・ウォンカを演じ、独特な雰囲気のキャラクターを見事に演じきりファンを楽しませたジーン・ワイルダー。監督や脚本家としても才能を発揮した彼が、83年間の人生の幕を閉じた。
彼の死因はアルツハイマー病の合併症で、29日に米コネチカット州の自宅で亡くなったとのこと。彼の甥はその死につき、以下のような声明を発表した。
「感情、身体面の両方で大変ではありましたが、我々は幸運でした。この病気にかかったものの、ジーンは親しい人々を認識する能力を失くさなかったのですから。そして優しく人生を肯定する本質を失うこともありませんでした。」
また最期まで病気を伏せていた理由は、『夢のチョコレート工場』を、そして彼の演じたウィリー・ウォンカを愛する子供達を思ってのことだったという。甥は「多くの子供達が彼をウィリー・ウォンカと呼び微笑んでくれました」「ジーンは子供の笑顔が減ってしまうことに耐えられなかったのです」と声明で明かしている。
出典:https://www.facebook.com/WillyWonkaAndTheChocolateFactory
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)