『24 -TWENTY FOUR-』“ジャック・バウアー”役で人気を博した俳優キーファー・サザーランドが、なかなか渋いアルバムを制作。ミュージシャンとしての才能を遺憾なく発揮し、世界中のファンを驚かせた。
現在49歳の俳優キーファー・サザーランドが、アルバム『Down in a Hole』につき米『PEOPLE』にこのように語った。
「俺には、アルバムをつくろうなんて意思はなかったんだ。」
「音楽をやりたがる役者の話を聞くと、俺だって呆れるさ。だから俺はこれまで音楽をやらなかった。」
そんなキーファーが、なんとミュージシャンに。デビューアルバム『Down in a Hole』からのニューシングル『Can’t Stay Away』などのMVも公開しているが、彼の“男の色気”満点の渋い声に多くのファンは大満足しているようだ。YouTubeには「この声は超ホット」「ゴージャスな人。彼にできないことなんてあるのか?」と高く評価するコメントが多数書き込まれている。
ちなみにこの楽曲『Can’t Stay Away』については様々な人より「誰を楽曲ネタにしたのか」と訊ねられたのだそう。これについてキーファーは、こう答えている。
「実は女性に関する歌じゃないんだ。通りにあるバーについての曲なのさ。」
「2002年か2003年頃だったかな、そのバーでずいぶん長い時間を過ごしたんだ。」
このアルバムに収録した楽曲は、長年付き合いのある友人兼プロデューサーのジュード・コールと一緒にかいたとのこと。元は他のアーティストに歌ってもらおうと曲をかいていたというが、ジュードに「良い曲だし、お前にピッタリだ」と言われ、結局は自分で歌うことになったという。
映画の仕事も順調なキーファーの新たな才能に驚いたファンからは、「ワールドツアーもぜひ」という要望が湧き上がっている。このアルバムが大ヒットすれば、北米のみならず海外ツアーが実現する日も来るかもしれない。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)