家畜泥棒の多発している南アフリカ・ムプマランガ州において、なんと警察官が50頭を超えるヒツジを盗むという事件が起きた。

8月5日、ムプマランガ州警察は警察官2名を「ヒツジ50頭以上の窃盗」罪でそれぞれ懲役8年に処したと発表した。49歳と42歳の警察官は2011年1月以降スタンダートンという地域の農場で58頭のヒツジを窃盗した罪に問われていた。捜査によると、2人は警察車両を使って数回にわたり農場のヒツジを盗み出していたことが分かった。

さらにこの42歳の警察官が関わっていたと思われる2010年12月の家畜泥棒についても、関連性を調べていくとのこと。有罪になれば42歳警察官は4年の刑期が加算されることになる。

州警察はこの不祥事に対し、警察機構の腐敗を排除する点で「今後、犯罪に関わろうと考えている警察官への抑制になる」と今回の処遇は適切であるとの見解を示している。

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（TechinsightJapan編集部 FLYNN）