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どれほど賢く、また気持ちが十分に通じ合っていると思っても、やはりそこは動物。好きなもののニオイに惹かれれば、何をするかわからないことを飼い主はよく覚えていなければならない。英サマセットの動物病院から非常に痛ましい事故に見舞われた犬の話題が飛び出した。
サマセット州トーントンにある「County Veterinary Clinic」という動物病院で、輪をはめられた口からだらんと舌を垂らし、弱々しくたたずんでいるのは8歳の黒のラブラドール・レトリバー“ルビー”。3週間ほど前、なんと飼い主の使用するシュレッダーに舌を突っ込んでカッターに巻き込まれ、文字通り八つ裂きとなってしまった。何かが入れば自動的に作動する、そんなシュレッダーであったことも災いしたという。
英メディア『thesun.co.uk』によれば事故は夜間に発生しており、愛犬のむごたらしい姿を発見したのは飼い主の35歳の息子であった。彼は「キッチンの床もカーペットも血の海で、思わず膝が震えました」と話している。集中治療室での2時間にわたる手術は成功し、最初は食事もままならなかったルビーも、以前と同じように遊べるほどまで回復した。獣医らは「助かったのは奇跡」と説明したそうだ。
その後、シュレッダーの中にネコの餌が捨てられていたことが判明した。犬の舌は意外にも薄いもの。家族は今、ペットを惹きつける香りのするものをシュレッダーの中に入れたことを深く反省しているという。
出典:https://www.thesun.co.uk
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)