『ガールズ、ガールズ、ガールズ』や『ドクター・フィールグッド』 など数々のヒット曲で世界中のヘヴィメタルファンを熱狂させた米バンド「モトリー・クルー」。そのヴォーカリストとして人気を博した、ヴィンス・ニールがこともあろうに一般人女性に暴行。「怪我を負わされた」として、女性がヴィンスを訴えた。
ヴィンス・ニールが事件を起こしたのは、今年4月のこと。ヴィンスの暴行を受け尾骨、腰、首、背中を痛めたという女性が訴訟を起こし、米メディアが大々的に報じている。
ちなみに事件当日、ヴィンスと一緒にいたのは俳優のニコラス・ケイジ。訴えによると、女性はラスベガスでヴィンス・ニールとニコラス・ケイジのふたりに遭遇し、ニコラス・ケイジに話しかけた。そのとき、ニコラス・ケイジはふざけた様子でヴィンスにヘッドロックを仕掛けていたという。そしてそれが解かれるなり、ヴィンスはなぜかその場にいた女性に激昂。彼女の髪をつかみ舗道になぎ倒すなどし、別の女性にも暴行を働いた。訴えを起こした女性によると、当時のヴィンスは「酒に酔っていた」または「ドラッグでハイになっている様子だった」とのことだ。
「モトリー・クルー」のヴォーカリストとして、数々の伝説的なパフォーマンスを披露してきたヴィンス・ニールは、同時に米・ロック界の超問題児としても知られ、過去には飲酒運転で死亡事故を起こし、アルコール依存症のリハビリ施設に入所。ほかにも何度か暴力事件を起こしている。
(TechinsightJapan編集部 洋子アンダーソン)