今年1月に、69歳にして死去した英歌手デヴィッド・ボウイ。彼のミュージックビデオ制作に何度か関わった監督が彼の生き様を振り返り、「人々に自分らしく生きる自由を与えた」と語った。
このほど、故デヴィッド・ボウイと親交のあったフローリア・シジスモンディ氏(Floria Sigismondi)が『Vogue』のインタビューを承諾。その中で、デヴィッドの生き様をこう振り返った。
「彼と私は、18年間も仕事で関わりあっていました。」
「彼から多くのものを与えられました。自分らしくいても良い。そんな自由を、彼は世界中の人々に与えてくれたのです。風変わりな人達、他人とは考え方の違う人達、一風変わった服を着たがる人達。そういう人達に自由を与えてくれた人物です。」
またデヴィッドは、常にチャレンジを求めていたという。
「そう、“史上最短のPVを創ろう”と言ったりしたこともありますよ。常に人とは違うことを探し求めていたんです。彼のそういう所が大好きでした。」
ファッション、メイク、音楽、PVなどにおいて、常に斬新さを求めたデヴィッド・ボウイ。凡庸であることを嫌い最先端を求めた彼に影響を受けたミュージシャンは多く、レディー・ガガも「服装まで彼を真似たわ。まさに崇拝していたのよ」「彼がいなければ、今の自分はなかったでしょう」と語っている。
出典:https://www.instagram.com/davidbowie
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)