ビーチパラソルを砂に刺して重石も設置する。その責任が非常に重いものであることを痛感させられる事件が米バージニア州で起きた。強風で吹き飛んだビーチパラソルが女性の体に突き刺さり、死亡させたという。
バージニア州南東端に位置し、チェサピーク湾から大西洋にかけ約61キロも続く世界最長のビーチである「バージニアビーチ(Virginia Beach)」。パラダイスのようなリゾートビーチで恐ろしい事故が発生したことを『Fox News』ほかが伝えている。
地元メディアの『WKTR.com』が報じたところによれば、女性は同州のチェスターという町からやってきたロッティー・ベルクさん。強風にあおられ吹き飛ばされたビーチパラソルの尖った芯棒が胸に突き刺さり、医療チームが現場で必死の救命を試みたものの、致命的なダメージを受けたロッティーさんは搬送先の病院で死亡が確認された。
そのパラソルの設置の仕方に問題がなかったか詳しい調査が行われている一方で、目撃者は同メディアの取材に「『オズの魔法使い』の竜巻のシーンを思わせるような大変な突風でした」などと答えているため、当時の天候や風速についての確認も必要であるようだ。とんだ不運に見舞われたロッティーさん。ビーチではなんと55歳の誕生日を仲間に祝ってもらっていたという。
出典:http://www.foxnews.com
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)