米「カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)」で現地時間の6月1日午前10時ごろに起きた銃撃事件について、犠牲となった教授の情報に続き、容疑者の情報も明らかになってきた。教え子の元大学院生による犯行であったことを『NBC News』ほかが伝えた。
UCLA工学部棟のあるオフィスで起きたその銃撃事件。現場で発見された2遺体は、1人が将来を嘱望されていた工学部の39歳の若手教授ウィリアム・S・クラグ氏(William S. Klug)であることを先にお伝えしていたが、事件を起こした直後に自殺したとみられる男についてもやっと情報が明らかになったようだ。
ロサンゼルス市警が発表したところによれば、容疑者はUCLA大学院の工学部に籍を置いていたマイナック・サーカー(Mainak Sarkar)という元大学院生。市警はサーカーとクラグ教授について、「サーカーは教授が自分のコンピューターコードを不正に使用したと信じ込んでおり、非常に緊張した関係であったようだ」としている。
それが容疑者の一方的な思い込みか否かは不明。大学事務局も詳しい情報を公開していない。また遺書らしきものも現場から回収されていることから、具体的な動機についてももう少し調査が必要であるという。
出典:http://www.nbclosangeles.com
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)