こちらで先日、大量に酒を飲んだロシアの10代半ばの少女2名が友人の首を絞め殺したとして逮捕された事件についてお伝えしていた。相当若い時から度数の強い酒を飲んできたという人も多いロシア。アルコールに由来する失敗、事件、事故の話題に事欠かないこの国で、またひとつ苦笑を禁じ得ない写真が撮影されたもようだ。
だらんと力の抜けた体で脚を投げ出し、座ってひたすら眠り呆けている2人の男性。その目の前には、空になったウォッカのボトルとバケツのような容器が転がっている。何より驚くのは、彼らが背中をもたれかけている現代自動車(ヒュンダイ)の車が横転していること。そんな彼らの姿がYouTubeに投稿され、瞬く間に話題が世界に広まっていることを英メディア『mirror.co.uk』が伝えている。
偶然その現場に通りかかった動画の撮影者でもあるロマ・ロマーニさんは「助けますよ」と声をかけたものの、彼らは起きることすら面倒くさいとそれを断ったそうだ。飲酒運転で路肩に転がり落ち、自暴自棄になった2人が「こんな時は飲むしかナイだろ」とそこでもウォッカのボトルを抱いてやけ酒をあおった可能性は高い。ちなみにそこはロシア北東部のムルマンスク州チェベルカで、果てしなく荒野が続く地帯であったという。
出典:http://www.mirror.co.uk
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)