4月に歌手スーザン・ボイルは空港で「助けて!」などと絶叫。「空港スタッフに別室に連れて行かれた」「警察も介入した」と大きく報じられた彼女に、長い間不仲だった兄が手を差し伸べた。
アスペルガー症候群との診断を受けているスーザン・ボイルは、4月に英ヒースロー空港にてパニック状態に。それが大きく伝えられた後スーザンは長年不仲だった兄に連絡をし、それがきっかけとなり関係を修復できたという。2年以上言葉も交わさなかった兄とようやく和解したことにつき、スーザンは『The Mirror』にこう語っている。
「すごくハッピーよ。ホッとしたわ。ハッピーな笑顔で迎える未来が楽しみになった。最高よ。」
ちなみにスーザンは空港で騒ぎを起こした後、兄にボイスメールを送信。その内容の暗さに驚いた兄は何度もスーザンのスタッフに連絡を入れ、ようやく話ができたという。
「そうなんだ。あんなに沈んだ妹の声は初めてきいた。すごく心配になった。」
「俺達は2年半も口もきいていなかった。でも俺はスーザンの兄だ。話もしないなんて、なんて悲しい状態だったのか…そう気付かされたのさ。」
そしてスーザンに「お兄ちゃんはいつでもここにいる」と伝えたところ、スーザンはタクシーに飛び乗り会いに来たそうだ。
ちなみに兄妹が不仲になったのは、“金銭問題がきっかけ”というのがもっぱらの噂。しかし「それも過去の話」という兄は、「これからもスーザンはずっと俺の妹」と断言。「兄の孫とも対面した」というスーザンはすっかり明るさを取り戻し、良い家族関係の維持に向けて前向きのようだ。
出典:https://www.facebook.com/susanboyle
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)