今月3日、カナダ・アルバータ州にて自然妊娠で四つ子を授かった20代の女性が元気な赤ちゃんを出産した。『cbc.ca』が伝えている。
アルバータ州ハイス在住のベサニー・ウェブさん(22)は今月3日、エドモントンのロイヤル・アレクサンドラ病院で、帝王切開により一卵性の四つ子の姉妹を出産した。自然妊娠による四つ子を授かる確率はなんと1500万分の1と言われており、はじめて父親になったティムさん(23)は「4人もお腹にいるってわかったときは失神しそうになりました」と当時を振り返る。
4人はエミリー(Emily)、マッケイラ(McKayla)、アビゲイル(Abigail)、グレース(Grace)と名づけられ、3ポンド(1.36kg)から4.1ポンド(1.85kg)と低体重ながらも健康状態は良好だという。
ティムさんは会見で「分娩室での心許なさといったらありませんでした。でも娘をひと目みた瞬間にそんな不安は吹き飛んでしまいました。1人、2人、3人、4人と次々に産まれてくる娘に、私の心臓はバクバクしっぱなし。全てがマジックショーのようでした」と出産時の様子を明らかにした。
「今は4人ともNICU(新生児特定集中治療室)にいてA、B、C、Dと順番に並んでいるけれど、4人はそっくりで見分けがつかないのです。家に帰ったら、カラフルなマニキュアをつけて判別するようにしようかしら」と、ベサニーさんは嬉しそうに語る。今までは1ベッドルームに住んでいた夫妻だが、ベサニーさんの退院後はティムさんの母親の家に引越しをする予定だという。
「いつ退院できるかはわかりませんが、4人の育児をできることをとても楽しみにしています。オムツの交換だって何だってしますよ」とはティムさん。ただ「4姉妹の弟や妹について考えていますか」との質問には「まだわかりません。その質問は早すぎますよ」との答えが返ってきた。
出典:http://www.cbc.ca
(TechinsightJapan編集部 A.C.)