学校に通っていた頃は女子の間で人気がなく、いじめまで受けていたというテイラー・スウィフト。孤独を嫌と言うほど味わった彼女は「昔は友達が欲しくてたまらなかった」と明かしているが、今は多くのセレブ女子と親友関係にあり、その仲の良さと絆の強さは有名。しかしそんな世界を「キッス」のジーン・シモンズは全く理解できないという。

多くの女性セレブ達とグループをなし、イベントやパーティへの参加、PVでの共演も話題となったテイラー・スウィフト。そんな彼女達の結束に憧れる若い女性ファンは多いが、御年66歳のジーン・シモンズは「ごめんだな」。テイラーのことは高く評価しつつ、『Big Issue』にこうコメントしている。

「テイラーは素晴らしい子さ。会ったこともあるぜ。優しいしチャーミング、それに親切なんだ。」
「だがグループでイベントに行くってアレ。俺のDNAには無い考えだな。」
「俺はこれまでもずっとハッピーだったぜ。友人が必要だと感じたことは一度もない。友人がいると、時間がかかって仕方がないし。“どうしてあんなことを言った？”だの、“俺の気持ちを傷つけやがって”だの…。俺は人の気持ちのことなんて、心配したくないんだ。」

ちなみにこの発言は事実らしく、「キッス」旧メンバーのエース・フレーリーも彼につき「アイツには友達なんていねえ」とバッサリ。過去には「最初から金、金。仲間に対するリスペクトはゼロ」「アイツにできることは、人の悪口を言うことだけ」などとジーンを猛批判していた。しかしジーンはテイラーのファンで、過去には家族連れでショーを観に行ったことも。その時も悪口どころか「素晴らしいショーだった」「あの子は本物のスターだ」と大絶賛していたが、嫌いなこと、同意しかねることはズバズバ言うタイプだけに、敵も少なからずいるもようだ。
（TechinsightJapan編集部　ケイ小原）