世界の人々に人気があるメキシコ料理。特にタコスは幼い子から高齢者まで大人気。しかし、これほどまでとは…! 米フロリダ州から「恐るべしタコス」とも言うべきニュースが飛び出した。
フロリダ州コリアー郡在住のジェイク・ブースさん(35)。軍隊を経て郡の保安官代理も務めたジェイクさんは最近、意識不明のままある病院で昏睡の状態に陥っていた。しかし彼は42日目にしてふと深い眠りから目を覚ます。もう一度生きるモチベーションを与えたのは、メキシコ料理のファストフードレストラン「タコベル」(本社:カリフォルニア州アーバイン市)。大好物のタコスの夢が覚醒につながったのではないかとして話題を呼んでいる。
このほど米コミュニティーサイトの『Reddit』に、そんなジェイクさんの病室の様子を紹介したある友人。そこには「私の友人ジェイクは2~3週間ほど前、42日にわたる昏睡状態から目を覚ましたのです。言語の再学習により彼が口にしたのは“タコベルが恋しい”という言葉でした。まだ食事を摂ってよい状態ではないのですが」と綴られている。
これを知った地元のタコベルは、さっそくジェイクさんを励まそうと手書きの手紙を添え、タコスなど食物が詰まった袋や衣類などプレゼントを準備。少しずつ食べ物を口に入れることが許されるようになってから1週間後、ジェイクさんは夢にまでみたタコスが届くとそれは嬉しそうに頬張ったという。ジェイクさんに再び生きる力を与えてくれたタコベル。退院の予定は6月上旬とのこと。その足で真っ先にタコベルに向かうのかもしれない。
出典:https://www.reddit.com
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)