愛する時も恨む時も常に情熱的。そんな女性を怒らせてしまったのであろう。このほどロンドンの中心街で、スプレーペンキによりとんだ悪戯書きをされてしまったレンジローバーが発見された。
1400万円相当の「レンジローバー・イヴォーク」の特別仕様車。しかし、さぞかしご自慢であろうその車のボディ全面とリアウィンドウには、真っ赤なスプレーでとんだ文言がペイントされていた。
“この浮気者!”
“あんたとはもう終わりよ。”
“これを塗装し直してくれるほど彼女がお金持ちだといいわね。”
ほぼ新車、ピカピカのその車は老舗デパート「ハロッズ」からもすぐのナイツブリッジ地区に停められていた。通行人らは異口同音に「ガールフレンドにずいぶん大変な怒らせ方をしたもんだ」と言い、苦笑しながら写真を撮る始末。そんなところに戻ったのはサングラスをかけた白いTシャツ姿のドライバー。『dailymail.co.uk』が伝えているところによれば、彼はこの文字以上に顔を赤くさせ、車に飛び乗るとすさまじい勢いで走り去ったという。
ところがその後、広告代理店「Frank PR」の常務取締役であるアンドリュー・ブロッホ氏が、お騒がせなレンジローバーの悪戯書きは“ちょっとしたPRスタントでした!”とTwitterで思わぬことを暴露した。米Bravoネットワークが2014年にスタートさせたTVドラマシリーズ、『Girlfriends’ Guide to Divorce』のプロモーションの一環であるとのこと。人々の注目を集めることに見事成功したもようだ。
出典:http://metro.co.uk
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)