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writer : tinsight-yokote2

【海外発!Breaking News】動物好きの村、ママたちは親のいない子鹿を母乳で育てる(印)

「元々とても動物好き。小鹿はまるでわが子のように可愛いです」と話すある母親。彼女は今、1匹の鹿を自分の母乳で育てている。インドのある村で撮影された、感動すべき母性の写真を英メディア『mirror.co.uk』が伝えた。

ラージャスターン州ジョードプル県の世帯数約2千というビシュノイ地区。そのあたりは自然が豊富で、600年ほどの歴史において人々は常に数種類の動物と共存してきた。そこに暮らすマンギ・デビ・ビシュノイさん(45)は片方の腕には実の息子、そしてもう片方の腕には体の小さな鹿を愛おしそうに抱いている。

それは母親が死んでしまったという1匹の小鹿。気の毒で仕方がないマンギさんは、その口元を母乳が出る自分の胸に引き寄せた。その時から小鹿はマンギさんの家で暮らし、彼女が幼い息子に母乳を与える際にはもう片方の乳首に吸い付くようになっている。そのコミュニティの人々にとって鹿はとても神聖な動物で、かつ家族の一員でもあるとのこと。マンギさんの授乳はとても自然な行為であるそうだ。

ロシニ・ビシュノイさん(21)は英メディア『dailymail.co.uk』の取材に、「私自身もこんな風に鹿と戯れながら成長した一人。鹿は私たちの話している言葉だって理解していますよ。大切な兄弟姉妹といった存在ですから健康にも気遣います」と、そしてラム・ジーヴァン・ビシュノイさん(24)は、「鹿はもはや動物ではありません。家族の一員そのものです」と話している。

出典:http://www.mirror.co.uk
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)