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writer : tinsight-yokote2

【海外発!Breaking News】座禅姿の僧侶ミイラ 全身金箔を施され展示へ(中国)

昨年オランダの「ドレンテ博物館」で、仏像の中に西遼の初代皇帝、耶律大石の師とみられる僧侶のミイラが一体入っていることがわかった。仏=黄金という発想に魅せられた人々は多かったのか、このほど新たに展示されることになった僧侶のミイラには丁寧に金箔が貼られたもよう。『捜狐新聞(Sohu)』ほかが伝えている。

穀物を摂らず、木の実などを食べることにより体の脂肪と水を枯らしてから、自らの肉体をミイラ化させる即身仏。僧侶にとっては究極の修行であるが、中国・福建省の泉州市にある寺では最近、ある高僧が座禅を組んだまま完全なミイラと化していた。

見事なミイラとなったのは、17歳から仏門に入り、2012年に94歳で死亡した振宇(Fu Hou)法師。亡骸は長いこと蓮華座の磁器製仏像の中に収められていたが、最近その仏像から取り出され、当初から予定されていた最後の過程が始まっていた。全身を洗浄後、ガーゼを巻かれて漆で塗装され、全身を金箔で覆われると最後に法衣をまとった。そんな振宇法師は盗難防止ブザーつきのガラスケースに収められ、巡礼者や修行僧が拝めるよう現在は紫帽山の山頂に安置されているという。

出典:http://news.sohu.com
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)