ロックバンド「エアロスミス」のボーカリストで日本でも人気の高いスティーヴン・タイラーは、性的虐待を受けた少女らに手を差し伸べるべくチャリティ団体「Janie’s Fund」を設立。彼がこのほど米メディアの取材に応じ、「俺は人助けをすべく生まれた男だと思う」と語った。
このほどスティーヴン・タイラーが米メディア『People』のインタビューを受け、こう胸中を明かした。
「こういうことをするために俺は生まれた。そう思う。」
「この俺も、80年代には依存症になっちまった。」
彼は、“リハビリ施設生活を経て、性的虐待のトラウマと闘う多くの女性に出会った”とのこと。
「その数にビックリしたぜ」というスティーヴンは、彼女らにインスパイアされ1989年リリースの名曲『Janie’s Got a Gun』の歌詞を執筆。同団体名も、この楽曲からとったという。
そのスティーヴンはドラッグ依存などから立ち直り7年。彼は『Youth Villages』なる団体とタッグを組み、ついにファンドを立ち上げた。
「俺には3人の娘と1人の息子がいる。だから親として辛いぜ。きちんとした子供時代を過ごせなかったって子達の話を聞くのはな…。」
団体の設立につき、スティーヴンは昨年「虐待やネグレクトで傷ついた少女、若い女性らが癒えるよう必要な支援をしていく」「長い道のりだ。“Janie’s Got a Gun”? いや違うね。Janieは(銃ではなく)基金(Fund)を得た。そう言えて、俺は誇らしい気分だ」と語っていた。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)